カレス訪問看護ステーション体験キャンペーン 開催報告
2023年4月3日
このたび9名の看護師さんに体験して頂きました。それぞれの場で活躍する看護職と繋がれた事で私たちも多くの学びがありました。そして私たちの活動を見て頂き交流できた事が、自分たちの強みに気付く機会となり励みになりました!今回体験していただいた皆さんの感想を(原文のまま)ご紹介させて頂きます。
次回は6月頃を予定しておりますので、興味のある方はぜひご参加ください!
本日はご丁寧にたくさんの事を教えて下さりありがとうございました。
11年ブランクがあり、いつか看護師か保健師か復帰の道を考えていましたが、下の子が風邪で休んだら、上の子たちの習い事、送り迎えと中々本当に自分がやりたい事を先延ばしにしていました。家庭を持つ前、独身時代よりも、今ならもっと深い看護ができるかもしれない、まだやり残した事がある、そういう思いでいつか戻ってくる道を考えていましたので、フルタイムでなくてもできる時間を利用して訪問看護について職場体験の声をかけて頂きありがたく思っています。
1時間という時間の中で会話から必要な情報を引き出し、気持ちに寄り添ってケアをしてつなげる。とてもハードルが高く感じていましたが、利用者さんとのお話の中で、人と関わる事が好きだった気持ちをジワジワ思い出しました。急性期から慢性期の患者さんがいる病棟で多くの患者さんを看取り、何度も入退院を繰り返す患者さんと関わり、在宅で力になれる事についても興味があったんだと思い出しながら、一緒に訪問させて頂きました。ありがとうございました。
本日はお忙しい中訪問看護体験をさせて頂き有難うございました。
外来看護をもっと充実させて「住み慣れた場所でその人らしく生きていく」ことにもっとお手伝いできるように・・という思いで体験の参加を決めました。
朝のミーティングの場面では、メンバーの皆さんが担当でなくても患者様の事をよく理解されている様子に感心しながら参加させて頂きました。実際の訪問では、訪問の目的を明らかにして計画に沿って実践されていることや、患者様を支えるご家族のケアも行っていること見学させて頂きました。
病院の看護も同じですが、その人の背景について理解して患者様をとりまく環境を含めて関わることの大切さを実感する事ができました。何よりスタッフの方が「訪問看護はやりがいがある。楽しい」と生き生きと語っている姿がとても素敵でした。自分も今後のキャリアを考える上でも、今回の体験はとても有意義なものとなると思います。
半日と短い時間ではありましたが、外来看護の充実に向けて今回の体験をヒントとして取り組んでいきたいと思います。有難うございました。
利用者さんの自宅を訪問して、家内に置いてある家具や写真、利用者さんと家族の関係を実際に見ることで、その人となりがわかり(カルテや課長さんの話をふまえて)この利用者さんに寄り添ってケアをしたい!と思いました。
また今後も利用者さんが在宅で生活するには、どう関わっていけば良いだろうと考えさせられました。小児から高齢者まで広い領域で活動されているNsさんたちに憧れました。とにかく今回の体験では「心がふるえる」場面がたくさんありました!楽しかったです!
今日はありがとうございました。訪問看護体験できてよかったです。
いろいろな支援を受けて少しでも安心して在宅療養できている利用者さんを、生の表情、生活もみられて本当に良かったです。今病棟は忙しくて生活の支援というか、介護的な事は看護の仕事から外れていて、一人の人をつなげてみれていない感じがします。是非病棟の看護師にも体験してもらいたいです。今すぐにでも訪問看護したいけど、今の先生にもお世話になったから閉院までもう少しお付き合いしないといけませんが訪問看護をするために勉強しておいた方が良い事があったら教えて下さい。
利用者さんの生活を支えること、日常生活を整えたり、病気の悪化を防ぐための指導、環境を整えるなど、やはり外来看護でいくら患者の療養生活を支えると言っていても行き詰まりを感じていたため、実際本日体験してみて「こういうことなんだなぁ」と思いました。訪問看護師の方々が本当に利用者さんに寄り添っていて嬉しい(言葉選びが下手で申し訳ないのですが)気持ちでした。
高齢の方は家で生活したいと思っていても筋力が落ちたり、病気が悪化したり、いろんな理由で家の生活が続けられない状況になることもあると思いますが、少しでも長く高齢者のその希望を支えてあげるのも訪問看護師の方々や他ヘルパーさん、訪問リハなどの力なのだろうと思っています。
今のところは私は外来で勤務していますが、なかなか訪問看護師さんとの連携は十分にできていないと思っていますが、その必要性も改めて感じました。些細な事でも情報共有することが大事だなと思いました。
本日は契約にも同行させて頂きましたが、何かの時にはすぐ対応して欲しいというのが利用者さん皆さんの希望だと思います。「24時間対応します」という言葉がどんなに利用者さんの安心につながるかと思うと「すごいな」と思います。それは又家族の方の安心にもつながっていると思うと「心強いだろうな」と本心思いました。
スタッフの方々がとても優しく気さくに話しかけて下さり、1日リラックスして過ごせました。スタッフ間の風通しが良いことが利用者さんの看護につながっていると感じました。本日は1日体験させて頂きありがとうございました。
病棟でずっと働いていると、退院後の患者さんの生活がイメージできない部分も多く、自分としては退院に向けての関わりが不足しているなと思うこともありました。今は独居の方や高齢者の方も増えてきている状況で、今回訪問に同行させてもらって利用者さん達は訪問看護を受けることで、本人もその家族も少しでも安心して家で生活できているように感じました。決められた時間の中で必要な情報を聞いたり小さな変化にも気付けたり、良い方向になるように提案したりなど「かっこ良いなぁ」と思いました。
訪問が好きなんだなぁととても感じました。今日は1日ありがとうございました。
今日は何度も訪問しているので十分コミュニケーションが取れていると思いますが、コミュニケーション能力が必要であると強く思いました。
病院では配膳された食事量で「食べた」「食べない」の把握は出来ますが、「食べた」という言葉だけでなく冷蔵庫をあけて確認させてくれるまでの信頼関係、やさしさと自分に関心を持ってくれているという気持ちが、相手に伝わってこそだと思います。
やさしさと相手に関心を示すことは、私自身も意識していますが1人の訪問では恥ずかしながら「何かあった時にどうしよう」という不安と、その時に対応する大変さを感じました。高齢者が家で生活することは大変なことだと在宅でのあり方を考えさせられました。今日はお忙しい中時間をとって頂き、ありがとうございました。
本日はお忙しい中貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
在宅で生活されている利用者様の様子が、病院との比較になってしまうが、とてもリラックスされ表情が柔らかいと感じました。訪問Nsとの関係性もあるとは思いますが、みなさん良い表情でNsが来てくれる事を喜んでいるんだろうと感じました。
看護が手を出せる部分は沢山あるが、利用者が何を望んでいるのか、生活のしやすさ、暮らしやすさ、心地よさ、大事にしている所は、看護の視点だけではない視野が訪問Nsには沢山あると感じました。
今回訪問看護見学をさせて頂いて、実際に患者さんが在宅へ帰って過ごしている場所を見られてとても勉強になりました。元々患者さんが過ごしたい自宅で生活できるように援助する訪問看護師という仕事が素敵だなと思っており、今回応募させて頂きました。
どうしても病院・病棟では正しい方法が求められてしまい、内服の管理など間違いが多いと「できない」としてしまうことが多いです。しかし今回実際に自宅を見てみると内服の管理方法がそれぞれの患者さんに合わせていたり、バルーンの管理方法、運動のメニューなど貼ってあったり、セルフケア能力を高めるように工夫している場面が多く見受けられました。訪看ならではの素敵なところだなと思いながら、病棟看護師として工夫できるところはないかなと考えながら見学していました。まだ具体的な方法は見つかっていませんが活かしていきたいです。
今回見学をさせて頂いて訪問看護師への憧れも強くなりました。病棟で経験をつんでいつか働けるよう頑張りたいです。ありがとうございました。