看護の専門性を活かしながら、多職種と協働し利用者さんの人生に寄り添い、自身も成長できる生涯やりがいのある仕事です。
利用者さんのための創意工夫が実った喜びを一緒に味わいませんか?
「働きやすい」環境で初めての方やブランクがあっても、丁寧なオリエンテーションや複数回の同行でサポートします。
カレス訪問看護ステーションの特色
- 在宅看護専門看護師を配置し、在宅看護ケアについて総合的にコーディネートしています
- 定期的な勉強会や法人内外の専門看護師・認定看護師とのネットワークを活かし質の高いケアの提供につとめています
- 看護学生・在宅看護を目指す看護師に、学習の現場を提供し互いの成長を目指しています
ごあいさつ
当事業所は1992年10月北海道で4番目の訪問看護ステーションとして開設し、31年を迎えました。
現在は高齢者を中心に一般住宅と併設住宅合わせて約110名の利用者様に対応しています。
訪問看護は「やりがい」「成長」を実感できるフィールドです。
自分たちが見ていない中で多くの時間を過ごすご利用者の変化を予測したり、24時間365日体制で緊急対応をする責任は大きいですが、主治医の先生方をはじめチームで協働しながら、看護の専門職としてご利用者の意向を中心に、裁量を持って自分自身が納得してケアにあたる事ができ、看護の成果が見えやすい事も、訪問看護の醍醐味と感じています。
その方の疾患だけでなく、人生をまるごと包括的に捉えて意思決定やケアを考えていくといった「看護師にとってとても大切なスキル」を実践をとおして学べるのも訪問看護の魅力です。
利用者の体調が回復し生活が整い、ご自身の力を発揮している姿には私たち自身がとても元気をもらいます。もちろん年齢や疾患から体調が上向きでない方もいらっしゃいますが、ご自身の人生を懸命に生きていらっしゃる姿や、人生の最終段階を、ありのまま受け止めてご本人らしく旅立つ姿からも、ご家族や大切な方へ与え続けた愛情や、歳を重ね得られた「徳」(気品・理性・温情・意志・勇気・誠実さ・謙虚さなど)の尊さ等、人生の延長線上に誰もが当たり前にある「最期」の瞬間まで学びを頂き、感謝と尊敬の気持ちとともに日々研鑽に励むチカラを頂いています。
看護の提供には自分自身が、元気で余裕を持ち、ごきげんでいる事が大切です。
カレス訪問看護ステーションは〜楽しく・無理せず・助け合う〜風土を大切にしています。私も訪問看護を始めた当初は「ありんこぐみ」「ぱんだぐみ」だった乳児〜年少の子どもたちが、周囲のサポートのおかげで社会人10年を超えました。
これからも訪問看護が大好きなステーションの看護師一同、スタッフと助け合い、関係機関としっかりと繋がりながら「ご本人の望む暮らし」を支えていきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。
カレス訪問看護ステーション
所長 亀田谷瑞穂(在宅看護専門看護師)
訪問看護のながれ
訪問看護スタッフの一日
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8:30業務開始
ミーティングで携帯当番からの夜間緊急連絡の有無・対応の共有
業務連絡
利用者の情報共有
訪問準備(忘れ物はないかな?)
アルコールチェック -
9:00訪問へ出発!
まずは無事に利用者さんのお宅に到着するところから、訪問看護がはじまります。
待っていてくれる利用者さんに、元気を届けられるよう、笑顔と身だしなみもチェック!
(ナビは本当に助かります!) -
9:151件目の訪問(60分)
(例) 糖尿病の利用者さま
血糖測定・週1回のインシュリン注射
日常生活のご様子を聞きながら、食事や服薬状況・お体の状態の観察・お薬カレンダーにご本人と一緒にセット
簡単な運動と一緒にお散歩(歩行状況の評価) -
10:15移動
しっかり水分補給!
家の前に停められないお宅はコインパーキングを使います。
災害時に備え、ガソリンは1/2を切ったら給油します。 -
10:302件目の訪問(30分)
(例)心不全の利用者さま
体温・血圧・脈拍・酸素飽和度などを測定し、健康ノートに記載。
濃縮機の流量確認・酸素ボンベの残数や同調器の予備電池の確認。
食事・水分量や排泄・活動状況などを離床をはかりながらお話し、ご自身でできている事に拍手!! -
11:00移動
(館内に併設する住宅の利用者さまのところへは数分で移動できます。また介護スタッフの情報をPCで共有することができます) -
11:30事務所に戻って、午前中にあった連絡のチェック。
他事業所のケアマネジャーさんに電話したり、ワンフロアで協働しているヘルパーやリハビリスタッフ等と情報共有をします。
急ぎの連絡は移動途中にPHSで行います。 -
12:00お昼休憩
美味しいご飯と休憩で午後からのエネルギーチャージ!
5類になってマスク着用でちょっと楽しいお喋りが出来るようになりました♪ -
13:15事業所に届いた郵便物やFAXに目をとおして、午後の部出発!
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13:303件目の訪問(60分)
(例)訪問開始まもない、がん治療中の利用者さま
食事や服薬・排便状況の確認 口腔ケアの方法や、頓服薬の使用方法、困った場合の対処方法、24時間ホットラインへの連絡先の登録や練習。
主治医や、外来看護師との情報共有。 -
14:30移動
またまた、しっかり水分補給!
訪問時間まで車中でちょっぴりお勉強 -
14:454件目の訪問(90分)
(例)脳梗塞後遺症の利用者様
体調確認・尿カテーテルや胃ろうの管理・排便ケア・シャワー浴介助・ご家族への介護のアドバイス。「ご家族のお話をしっかり聴くこと」も大切な役割です。 -
16:15移動
車両運行表を記載して、車両を駐車場へ。
今日も安全運転お疲れさまでした! -
16:30事務所に到着
今日の訪問日誌をチェックし、訪問実績をPCに入力。
複写記録をファイルに綴る。
戻ったスタッフと、プチミーティング。
他機関と連携・書類作成等 -
17:00業務終了
変化のあった方・連絡のありそうな方は、今日の携帯当番に引き継ぎ。
訪問看護の魅力
よくあるご質問
1日の終わりに当日の振り返りをし疑問などを解決していきます。書類作成や事務業務などの付帯業務もありますので、その方の経験に合わせて3ヶ月くらいかけて受け持ち利用者を増やしていきます。
月末は主治医やケアマネジャーへの報告書類の作成などがあり、時間外勤務が発生する場合もありますが、直近半年の実績としてはほとんどありません。
待機当番の時に利用者の状態変化があった場合には、臨時訪問などで時間外勤務が発生する場合があります。
週末は金〜月曜朝まで3日間の当番が5週に1回あり、平日に振り替え休があります。週末待機当番は定期訪問が少ないため、書類作成や研鑽などの時間にあてられます。
本来は待機当番の定数を7名としており、月に4〜5日の予定です。
カレス訪問看護ステーション
〒065-0012 札幌市東区北12条東4丁目1番1号
連絡先:011-722-2522 FAX:011-722-2233